他人に迷惑をかけられる人になろう

ライフスタイル

こんにちは、エスカマンです。(@escamanblog

「人には絶対迷惑をかけてはいけない」「どうすれば迷惑をかけないように生きていけるんだろう」「迷惑をかけてくる奴はどうしようもない人間だ」

今まで生きてきて何度もこんな意見の人たちに会いました。

そんな人たちに私は「迷惑をかけられる人になろう」と伝えたいです。「迷惑をかけない人になろう」ではありません。

迷惑をかけてはいけない【日本の教育】

日本では子どもの頃から「他人には迷惑をかけてはいけない」という教育を受けてきます。小学生の頃、教科書を忘れたとき隣の人に見せてもらえばいいものを先生は隣の人に「絶対に忘れた人に教科書を見せるな」と言ったことがあります。理由は「忘れた人が悪い、隣の人に迷惑をかけてはいけない」からだそうです。

これはある一例ですが、他にも昔からこうやって「他人に迷惑をかけるのは悪だ」という教育を受けてきています。

そのため“普通”の大人は他人に迷惑をかけないように努力して生きています。

迷惑をかけたことがない人はいない

迷惑をかけるなという教育を受けてきましたが、他人に迷惑をかけたことがない人はいるでしょうか?答えはNOです。

「人」という字は・・・という有名なお話がありますが、人間は支えあって生きていまう。その支えあいの中では必ず多くの人に迷惑をかけて生きてきました。親にも友達にも先生にも社会にも絶対に迷惑をかけて生きています。

「私は絶対に迷惑をかけたことがない」と思っている人ほど、生まれてからこれまであなたが知らないうちに迷惑をかけまくっていることでしょう。

迷惑をかけるのは悪いことではない【迷惑をかけたもん勝ち】

こうやって考えていくと、学校では迷惑をかけてはいけないと学んできたのにそれを実現している人なんていないこと、迷惑をかけずに生きていくなんて不可能なことが分かると思います。

社会は年齢も思考も性別もバラバラな人々で構成されている以上、どうやったって少なからず誰かには迷惑がかかっています。実は誰かが誰かに迷惑をかける・誰かが誰かの迷惑を受けることで社会は成り立っているのです。

何かに挑戦するときは絶対に誰かに迷惑がかかるし、迷惑をかけないようにかけないようにと中途半端に挑戦した場合、むしろ誰かに迷惑がかかってしまいます。

結局、どうせ誰かに迷惑はかかるのだから、何かに挑戦するときは他人に迷惑をかけることを恐れずに前に進んでいくことが大切です。迷惑を恐れていたら成功はできません。

迷惑は悪いという思考は捨ててしまいましょう。

他人の迷惑を受け止められる広い心を持とう

先に書いたようにどう頑張っても生きている限り誰かに迷惑をかけることになります。だからといって自分だけが迷惑をかけまくるのではなく、他人の迷惑も受け止められるようにならなければいけません。

迷惑をかけっぱなしで他人の迷惑は全く受け入れず叱責するのはただの自己中です。自分も迷惑をかけるけど他人の迷惑もしっかりと受け止めて協力してあげるそんな広い心が必要です。これがないと信頼を失い周りの仲間がいなくなって孤独になります。

私は誰かにどんな迷惑なお願いをされてもしっかりと聞き入れ、自分のできる範囲で協力するようにしています。そうしているうちに、私は迷惑はたくさんかけるけれど周りにはしっかりと付いてきてくれる人たちがいます。

過剰に迷惑を気にする世界は居心地が悪い

今の日本は過剰に迷惑をかけることを恐れていて、なるべく迷惑をかけないように生きている人が多いです。真面目なのは良いですが、自分がそのように生きている分、たまに現れる“迷惑のかかる人”に出会った時にその人を受け入れず叱責する、愚痴を言う、または無視する人が出てきます。とても居心地が悪いですよね。

先にも書いた通りあなたもどこかで知らず知らずのうちに迷惑をかけているし、あなただってどこかでは“迷惑のかかる人”側に回っているのです。

私はそんなギスギスした社会に「他人に迷惑をかけてもいいんだよ」と伝えたいです。

最後に…

このブログでは他にも投資節約術ライフスタイルなどについて書いているので参考にしてみて下さい。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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