セブ島での日本人とフィリピン人の結婚手続き手順

フィリピン生活

こんにちは、エスカマンです。(@escamanblog

今回はドバイ在住の日本人(私)とセブ島マンダウエ市在住のフィリピン人(彼女)がセブ島のマンダウエ市で結婚の際に行った手順について記事にしました。状況や地域によって手順は多少異なる可能性はありますが、参考にしていただけたらと思います。

私と彼女の結婚時のスペック(2022年8月現在)


・日本人
・25歳
・UAE ドバイ在住

彼女
・フィリピン人
・31歳
・セブ島 マンダウエ市在住

ステップ1 戸籍謄本の取得

戸籍謄本
戸籍謄本

まずは、日本人側の戸籍謄本をフィリピンに持っていく必要があります。私は海外に住んでいるため、戸籍謄本を準備するのにかなり苦労しました。日本の親族か知り合いに頼んであなたの本籍がある役所に行ってもらい、戸籍謄本が必要です。(代理の委任状が必要になります)

私は日本から郵便局のEMSでフィリピンまで送付してもらい、郵便局の見積もりでは「約2日で届く」と聞いていたのですが、送付先はフィリピン、2日で届くことなく結局一週間以上かかりました。

料金

戸籍謄本 取得料金 1通 450円
配送料金 1,900円

取得場所

つくば市役所

ステップ2 Birth certificateとCENOMARの取得

次にフィリピン人側のBIRTH CERTIFICATE (出生証明書)をPSA*で取得しましょう。次のステップ3ではBIRTH CERTIFICATE (出生証明書)だけが必要ですが、後々、必要になるのでCENOMAR(独身証明書)も同時に取得しておきましょう。各証明書を3通は取得しましょう。
*PSA Philippine Statistics Authority

また、日本人側のCENOMAR(独身証明書)もフィリピンのPSAで取得してください。

私はセブのコロンにあるPSAで取得しましたが、まず予約に8日かかりました。その後、指定された日にPSAに行き申請書を記入、翌日にようやく取得することができました。

必要書類

日本人
・身分証明書(パスポート)
*UAEのマイナンバーカードでもOKでした

フィリピン人
・ナショナルID

料金

BIRTH CERTIFICATE 取得料金 1通 155ペソ
CENOMAR 取得料金 1通 250ペソ

取得場所

Philippine Statistics Authority

ステップ3 婚姻要件具備証明書の取得

婚姻要件具備証明書
婚姻要件具備証明

日本人側は戸籍謄本とパスポート、フィリピン人側はBIRTH CERTIFICATE (出生証明書)とパスポートを持って日本大使館/領事館に行き、婚姻要件具備証明書を取得しましょう。申請日の翌日に受け取りが可能なので2日で取得できます。

*離婚歴があると戸籍謄本以外にも書類が必要です。

このとき全ての書類は原本のみ受付可能(コピーは不可)で戸籍謄本とBIRTH CERTIFICATE (出生証明書)は返って来ません。

必要書類

日本人
・戸籍謄本1通(発行3ヶ月以内)
・パスポート
・除籍謄本(離婚歴有の方のみ)

フィリピン人
・BIRTH CERTIFICATE (出生証明書)
・パスポート

料金

婚姻要件具備証明書 取得料金 1通 550ペソ
出生証明書 取得料金 1通 550ペソ

取得場所

在セブ日本国総領事館

在セブ日本国総領事館 入り口
在セブ日本国総領事館正面

住所
8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City

基本的には日本大使館/領事館では婚姻要件具備証明書の取得のみですが、地域によっては日本人側の出生証明が必要な場合もあるようです。ほとんどの自治体は婚姻要件具備証明書のみでOKとのことでしたが私は念のため取得しておきました。

出生証明書
出生証明書(日本領事館で取得)

見比べていただけたらわかると思いますが、出生証明書の内容は先程の「婚姻要件具備証明書」とほとんど被っています。

ステップ4 BARANGAY CERTIFICATE FOR MARRIAGE の取得

Certification
Certification

フィリピンのPSAで取得した両者のCENOMAR(独身証明書)を持って相手のフィリピン人が住む地区のバランガイ役所に行きましょう。そこでMarriage License取得に必要なBARANGAY CERTIFICATEを取得しましょう。私の彼女の住むCandumanのバランガイ役所では当日に取得できました。

必要書類

日本人
・CENOMAR(独身証明書)

フィリピン人
・CENOMAR(独身証明書)

料金

BARANGAY CERTIFICATE 取得料金 1通 80ペソ

取得場所

Canduman Barangay Hall

Canduman Barangay Hall 正面
Barangay Hall

住所
H Abellana, Mandaue City, Cebu

ステップ5 結婚前家族計画セミナーへの参加

Family planning Seminar や Pre-Marriage Counselingと呼ばれているようです。

必要書類

日本人
・なし

フィリピン人
・BARANGAY CERTIFICATE

料金

セミナー料金 60.50ペソ
セキュリティシール料金 50ペソ

マンダウエ市役所のセキュリティーシール
セキュリティーシール

受講場所

Mandaue City – City Health Department

ステップ6 セミナーへの参加

マンダウエセミナー会場
マンダウエ市結婚前セミナー会場

フィリピンでは結婚する両者または片方が25歳以下だとMarriage License取得時にもう一つセミナーを受ける必要があります。私は2022年9月に26歳になりますが、2022年8月に手続きを行ったのでセミナーの受講が必須でした。

セミナーはマンダウエ市の場合、毎週水曜日の午前中にのみ行われるので、以下の受講場所に行って予約しておきましょう。

関連記事
結婚時にはセミナー受講!?フィリピンの結婚事情

受講場所

City of Mandaue City Social Services (CSWS)

セミナーを受け終わると証明書が貰えますが、名前のスペルなどの間違いがないか確認しましょう。私の住所も間違っていました。

ステップ7 Marriage license の取得

必要書類が揃ったらいよいよMarriage licenseの申請です。必要書類は以下の通りです。提出して10日後に問題なければMarriage licenseが取得できます。

必要書類

日本人
・婚姻要件具備証明書 原本1枚+コピー2枚
・出生証明書 原本1枚+コピー2枚
 (上2つは領事館で取得したもの)
・CENOMAR 原本1枚+コピー2枚
・パスポート コピー4枚

フィリピン人
・Birth certificate 原本1枚+コピー2枚
・CENOMAR 原本1枚+コピー2枚
・パスポート コピー1枚
・BARANGAY CERTIFICATE 原本1枚+コピー2枚

共通書類
・Certificate of Seminar 2つのセミナーで貰った証明書 原本各1枚+コピー各2枚

またパスポートのコピーには、なぜかサインと電話番号の記入が必要でした。市役所で貰った必要書類のリストも載せておきます。

必要書類リスト
必要書類のリスト

料金

Marriage license 申請料金 108.85ペソ
Marriage license 取得料金 20ペソ

取得場所

Mandaue City – City Health Department

書類のコピーが必要なときは市役所を出て右側にあるサリサリストアでコピーしてもらえます。

ステップ8 挙式

フィリピンでは結婚時には教会(または裁判所)での挙式が義務付けられています。

最後に…

このブログでは他にも投資節約術ライフスタイルなどについて書いているので参考にしてみて下さい。

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