こんにちは、ザコリーマンのエスカマンです。
私は大学時代にアイルランドやフィリピンに留学し、アメリカにも3か月間滞在していました。その時、日本はもちろん他の国では感じなかったアメリカ人のお金に対する考え方の違いを発見したので記事にしたいと思います。
アメリカで学んだお金のこと
アメリカ滞在中には色々なことがありましたが、さすがは経済大国アメリカと思ったエピソードがあったので紹介します。
無料サービスはゴミ
「無料のサービスはゴミと一緒だ」と言っているアメリカ人に出会いました。ゴミは言い過ぎではないかなとは思いましたが。彼は無料サービスがゴミだという例も挙げながら説明しました。
「例えば、日本の部活動のように教師が無料で教えている物には価値がない、見てみろ教師はサービス残業で疲れ果て、生徒はうっぷん晴らしに後輩をいじめるだろ?違うか?」と彼は説明しています。
この時、私は「確かに」と感じました。部活動は日本のスポーツの競技力の向上には大いに貢献している物ですが、闇部活問題やいじめなどの問題も多くあります。
お金の話は汚くない
日本ではなぜか「お金を稼ぐことは汚いこと」という認識があります。バラエティ番組でも貯金やギャラの話はゲスい話題として扱われますよね。私も子供の頃はバラエティのそんな話題を聞きながら「お金の話って悪いことなのかな?」と疑問に思ったことがあります。歳を取るにつれて、いつしかそれが当たり前になってきて「お金の話は汚い」という認識で成長しました。
そんな当たり前を変えてくれたのがアメリカ滞在でした。
以下のツイートはアメリカ滞在時のエピソードです
アメリカで3ヶ月仕事してるときに思ったけど、日本とお金に対する意識が全然違う
— エスカマン ザコリーマン投資家 (@escamanblog) June 8, 2020
皆が給料聞いてくるし、どっかの社長なんて「うちならもっと出せるから明日から来ないか?」なんて言われた
日本ではあまりお金の話をすることがありませんでしたが、アメリカではよく話題になりました。アメリカ人はお金の話が大好きです。
最初は少し違和感を覚えましたが、慣れてきたら全くおかしなことではなく、むしろお金の話をたくさんすることによってお金に対する意識が変わりました。
ツイートにあるようにお金の話をすることでもっといい仕事に転職することができたり、投資の知識などのお金の知識もついてチャンスが広がります。お金は現代に生活するうえで必ず必要なものだしお金の話は全く汚くないということをアメリカで学びました。
時は金なり(チップの意味)
アメリカで学んだお金に対する知識のうちの一つで「時は金なり」ということを学びました。皆さんも一度は聞いたことがある言葉だと思います。ただ、日本人が思うこの言葉は仕事上の時間給がほとんどだと思います。アメリカでは私生活にもこの考えが浸透していました。
一つのエピソードを紹介します。
子供と遊んであげたらお父さんが20ドルくれて断ったら、Time is money, don’t forget (時は金なり、忘れるな)と言われた
— エスカマン ザコリーマン投資家🇵🇭 株クラ筋トレ部部長🏋🏿♂️ (@escamanblog) June 8, 2020
サービス、商品、時間には価値があり、それを受けたらお金を払うのは当たり前だというスタンスらしい
私がアメリカ滞在中にちょっと子供と遊んであげたら、その子のお父さんが20ドルくれたんです。遊んであげたのは20分程度の事だったので日本人の感覚で「お金はいらないです」と断ったら、「Time is money, don’t forget (時は金なり、忘れるな)」と言ってお金を渡してきました。この時、お金に対する価値観の違いを特に感じましたね。
日本では奉仕する心が美徳とされて金銭のやり取りは汚いものというような雰囲気があると思います。しかし、アメリカではサービス、商品、時間には価値があり、それを受けたらお金を払うのは当たり前だという考え方のようです。
滞在中に現地在住の日本人にこのことを言ったら、「だからアメリカにはチップ文化があって事あるごとに相手にチップでお礼を告げるんだよ」と教えていただきました。
以上が私が体験したアメリカ人のお金に対する考え方でした。
3か月間のアメリカ滞在では、語学修得以外にも日本では気づけなかったことに気づくことができ良い経験となりました。他にもアメリカならではの貴重な体験をたくさんできましたが、それはまた今度お話しします。