【AI自動投資】ロボアドバイザーのメリットとデメリット

資産運用

こんにちは、エスカマンです。(@escamanblog

「AIが投資してくれるロボアドバイザーってどうなんだろう?」「どんなサービスなのかな?」「メリットは?デメリットは?」

結論「投資初心者や、直近では忙しくて投資の勉強をする暇がない人にはお勧めです」

ロボアドバイザーの仕組み

簡単な質問に答えてお金を預けるだけでAIロボットが利用者の年齢やリスク許容度から分析して、世界中の株や金、不動産などに自動で投資をしてくれるサービスです。

運用方法はリスクの高いデイトレードではなく、積立投資と呼ばれる長期投資です。ファンドオブファンズという複数の投資信託を組み合わせてリスクを分散させて運用してくれる仕組みになっています。

ロボアドバイザーのメリット

初心者が投資の感覚をつかめる

ロボアドバイザーではスマホアプリ用意がされていてアプリも見やすく初心者でも直感的に「どんな資産に分散されているか」、「いくらの値段がついているか」が分かりやすく表示されるようになっています。

また、ロボアドバイザーは基本的に短期売買は出来ず、長期での定期積立が基本の運用方針のため、ドルコスト平均法や複利について学ぶきっかけにもなります。私も投資初心者の頃はロボアドバイザーのWealthnaviで資産運用をしていました。また、ロボアドバイザーは特定口座対応のため確定申告をする必要がなく、自動で税金を納めてくれます。

ほったらかし運用

ロボアドバイザーは一定額以上のお金を預けてほったらかしにするだけで自動で商品を選んで運用してくれます。選び方は年齢や最初に行ったリスク許容度を元に個人個人に最も合った商品を選んで投資してくれます。

一度お金を預けたら投資の勉強などは一切しなくても将来の資産を自動で増やしてくれます。

自動リバランス

ロボアドバイザーでは定期的にリバランスをしてくれます。リバランスというのは運用を始めて半年や一年が経つと、資産クラス毎に上がったり下がったりするため、最初にAIが選んだ資産の割合が変わってきてしまいます。

例えば、値動きの激しい株を30%、値動きが緩やかな債券やゴールドなどを残りの30%として運用を開始したのに、株価が上がって株式45%、その他15%になったとします。この場合リスクが当初AIが決めたものよりも高い運用になってしまいます。

そんな時に活躍するのが自動リバランスです。自動で資産配分を最初に決めた適切な割合に調節しなおしてくれるので本当にほったらかしでも資産が偏りすぎることなく運用してくれます。

ロボアドバイザーのデメリット

ここまで見てくるとロボアドバイザーは完璧と思うかもしれませんがデメリットもあります。

手数料

多くのロボアドバイザーでは手数料が年間で1%取られます。1万円を1年間運用したら100円取られる計算です。1%を高いとみるか低いと見るかは、利用する方次第ですが私は個人的には高いと思っています。その理由を説明します。

下の画像の赤い数字を見てください

年率4%と5%の複利計算

左側の数字は毎月5万円を積み立てて年率5%で30年間運用した場合のリターンの複利計算です。最終的には約4160万円になる計算です。

しかし、右側の数字を見て分かるように、これを1%低い4%で30年間運用すると約3470万円となってしまいます。その差は690万円です。毎月積み立てたお金は同じ5万円だとしても運用成績が1%違うだけで、こんなにも差が出てしまいます。

ロボアドバイザーを使う場合は全自動でほったらかし運用ができますが、年間1%の手数料を取られることと、長期投資において年間1%の運用成績の違いがどれほどの数字なのかを覚えておきましょう。

ロボアドバイザーというもの自体は非常に優れたシステムで投資初心者にも扱いやすくデメリットも手数料くらいしか見当たりませんでした。また今後ロボアドバイザーが普及するにつれて手数料の引き下げが起こるかもしれないので、今後の普及に期待します。

最後に…

このブログでは他にも投資節約術ライフスタイルなどについて書いているので参考にしてみて下さい。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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